2月にアイスランドへ行き、現地ツアーに参加してきました。
アイスランドの定番ツアー「ゴールデンサークル」
アイスランドの珍しい観光スポットがギュッと集まったエリアを「ゴールデンサークル」といいます。
主な観光スポットはこちら。
- ケリズ火口湖
- グトルフォスの滝
- ゲイシール間欠泉
- ストロックル間欠泉
- シンクヴェトリル国立公園
どこも人気の観光地で、アイスランドに行った際は絶対に訪れておきたい場所です。
行き方はレンタカーか現地ツアーに参加
アイスランドは現在鉄道が走っていないので、レンタカーか現地ツアーに参加するしか行く方法はありません。
今回は雪の降る2月のアイスランドということで、現地ツアーに参加しました。
現地ツアーの予約はこちらから。
(日本語で予約できます。)
私はツアーの2日前に予約したので、ギリギリでも案外参加できちゃいます。
詳細は下記のとおり。
- レイキャビク発
- ツアー時間:8時間
- ご飯は各自で用意
- バス内WiFiあり
- 英語のみ
- ケリズ火口湖
- グトルフォスの滝
- ゲイシール間欠泉
- シンクヴェトリル国立公園
4ヵ所を回る8時間のロングツアーで、料金は6,176円でした。安い。
ゴールデンサークルツアーに参加してみた
am9:00、ツアーバスがホテル前まで迎えに来てくれてツアースタートです。
目の前がツアーの集合場所になっているホテルに宿泊したので、ピックアップの追加料金はかかりませんでした。
泊まったホテルはこちらに書いてます。
→【レビュー】アイスランドの景色を一望できる(!?)ホテルに泊まったよ
ちなみに、観光スポットには他のツアーバスもたくさん停まっているので、自分のバスがどれか覚えておきましょう。
集合時間などもバスを下りる際にドライバーさんが教えてくれます。
海外とはいえ、みんな集合時間をしっかり守って戻ってきます。
雪化粧のケリズ火口湖
レイキャビクを出発してから約2時間後、最初の観光地「ケリズ火口湖」に到着。
約3,000年前の噴火でできたとか。
写真だとわかりにくいですね・・・
奥のほうに見える小さい観光客で、なんとなくスケールの大きさが伝われば幸いです。
特に高い柵なども設置されていないので、近付きすぎに注意。
冬なので一面真っ白ですが、夏は青い湖が見れます。
ここは雪のない時期に来る方がいいかも。
黄金の滝、グトルフォス
お昼頃、グトルフォスの滝に到着です。
アイスランドは滝が多いんですが、その中でもここグトルフォスはアイスランド語で「黄金の滝」という意味があります。
正しくはグトルフォスの『フォス』が『滝』という意味なので、「グトルフォスの滝」と言ってしまうと「頭痛が痛い」的な表現になってしまいます。
1本道をテクテク歩いて行き、
階段を下りると、
滝っっ!!!
これもまた伝わらない・・・!
実際ここに立つと、滝の轟音と冷たい水しぶき、奥に広がる広大な土地、広い空、剥き出しの岩・・・
本当に大自然を感じます。
カメラユーザーはこういった滝を見ると三脚を立てて遊びたくなるものですが、ツアー参加者に与えられた時間ではわりとキツイです。
実際に三脚を立てて撮影している人はいたので、レンタカーの人はぜひ。
ゲイシールでお昼休憩
13時頃、ゲイシールに到着。ここでは間欠泉を観光&お昼ご飯を食べます。
到着してすぐ、
みんな先に間欠泉行きそうだから、お店が空いてるうちにお昼食べちゃおう
と、レストランへ行くことに。
持参したサンドイッチと一緒にホットチョコレートを楽しみました。
このあとお土産をゆっくり物色してから、間欠泉の観光へ出発。
山がめちゃくちゃ綺麗です。
道路脇に流れているのは水ではなくお湯。
このあたりは一帯、硫黄の匂いがします。
そこらじゅうの地面から蒸気が出ていて不思議な感じ・・・
綺麗!自然!壮大!と楽しんだところでそろそろ時間なのでバスに戻るのですが、ここは間欠泉。
大事なことを忘れている気が・・・
( ˘ω˘ )
・・・( ˘ω˘ )
・・・・・そう( ˘ω˘ )
↑これ見てない
一番の見どころなのに!!!
ちなみに、これを見ていないことに気付いたのは帰国してから数週間後。
(大バカ野郎)
お昼ご飯とお土産は、余った時間で楽しみましょう。
大地の裂け目、シンクヴェトリル国立公園
15時過ぎ、最後の観光スポットであるシンクヴェトリル国立公園に到着。
ユネスコの世界遺産に登録されている場所です。
ここは、ユーラシアプレートと北米プレートが東西にバキッと広がっており、「大地の裂け目」や「地球の割れ目」などと言われています。
今でも、年に数センチ広がり続けています。
バスを降りた瞬間から、大自然が広がっています。
遠くに見える景色ではなく、一歩踏み出せばここに立てるんです。(立入禁止ですが)
ベタベタのベタですが、こんな景色を見ていると
ああ・・・私ってちっぽけ・・・
なんて思いますね・・・
さて、このプレートが広がった大地の裂け目は「ギャウ」というのですが、このギャウは歩けます。
2月に行ったので地面はほぼ凍結、手すりを持って歩かないと滑って転ぶ恐れがあるので注意です。
自然すぎる・・・岩すぎる・・・
ずっと先まで道が続いていますが、地面が滑るせいで時間通りに戻って来られない可能性もあるので、あまり遠くには行けませんでした。
これにて予定していたすべての観光スポットを回り終えました。
17:00にレイキャビクのホテルまで送ってもらい、8時間のツアー終了です。
アイスランドのツアーは便利で快適
実際に参加してみると、想像していた”ツアー”とは違い便利で楽しかったです。
ひとつ残念な点を挙げるなら、「観光する時間が少ない」ということ。
同じバスに乗るツアー客が他にも30~40人ほどいるので、集合時間に遅れたりするとかなり迷惑がかかります。
そのため、
- 常に時間を気にして行動しなければならない
- 「この先にはなにがあるんだろう?」と思っても時間的に折り返さないと間に合わないので行けない
という場面が多々ありました。
8時間で4ヵ所を回るには必要なタイムスケジュールであることは承知してるのですが、どの観光スポットも少し物足りない状態で終わってしまいました。
とはいえ、アイスランドのツアーで6,176円という価格はとてもお得。
弾丸旅行だから、少しでも多くの観光スポットを回りたい!
という人には本当におすすめできるツアーです。
他にもたくさんツアーがあるので、日程に合わせて選べます。
どの観光スポットへ行っても、
夏はどんな景色なんだろう・・・
とワクワクしたので、また夏のアイスランドも訪れたいですね。
2月のアイスランド滞在中の服装などもぜひ参考にしてください。
→ 冬のアイスランド、服装は?【重要なのは防風&防水対策】
オーロラツアーにも参加しています。
→ 満月のアイスランドでオーロラ観測。現地ツアーでオーロラを追いかけた夜
【レビュー】アイスランドの景色を一望できる(!?)ホテルに泊まったよ
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