旅行先で少しでも綺麗な写真が撮りたい!という人には高級コンデジがおすすめです。
※コンデジ=コンパクトデジタルカメラ
軽いは正義!海外旅行に持って行くカメラはコンデジが圧倒的におすすめ
見るべきは画素数よりもセンサーサイズ
まず最初に、カメラには画素数というものが存在します。
(身近なiPhoneの画素数は約1200万画素)
「この画素数が大きければ大きいほど画質のいい写真が撮れる」と考えている方もいるかと思いますが、画質の良さを気にするのであれば画素数ではなくセンサーサイズが最重要です。
ざっくり、センサーの種類とその大きさです。
「フルサイズ」は高価な一眼レフなどのサイズで、一般的なスマホカメラは1番小さい「1/2.3型」というセンサーになります。
これが大きければ大きいほど、ノイズの少ない綺麗な写真が撮れます。
今回紹介するコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)は、1.0型センサーを搭載したコンデジです。
センサーが大きいとカメラ本体の値段も高くなるので、「高級コンデジ」と言われています。
コンデジは1~3万円ほどでも買えますが、安価な物はセンサーサイズがスマホカメラと同じ1/2.3型です。
最新のスマホはどんどん画質が良くなってきているので、画質向上を求めて買うのであれば物によっては無駄になる可能性が高いのでおすすめしません。
以上、簡単に説明しましたが、最低限これを知っていればカメラ選びは楽になるので、ぜひ参考にしてください。
ではカメラを紹介していきます!
予算5万円前後の高級コンデジ
高級コンデジでも安い部類に入るのがこの価格帯になります。
とはいえ、画質やスペックは素晴らしいです。
旅行用で考えている場合そんなに予算は出せないと思うので、5万円前後で購入できるおすすめコンデジを紹介します。
SONY Cyber-shot RX100
これがダントツでおすすめです。
2012年発売の少し古いカメラで、価格は約4万円。(2020年12月現在)
今回紹介する高級コンデジの中で1番安いです。
ソニーのRX100シリーズは1年ごとに新しいモデルを発売してるのですが、この初代RX100もまだまだ現役です。
個人的に少し微妙な点が、
・広角側が28mm
・モニターが動かない
です。
ヨーロッパの街並みや海外の広大な自然を撮影する場合、広角レンズがとても重宝します。
なので28mmよりも広角が欲しいところ。
自撮りもしたいので、チルト式モニターがいい・・・なんて言ってたらどんどん高くなっちゃうんですが。
実際に店舗で触ってみるとかなり持ちにくいんですが、別売りのアタッチメントグリップを付ければほぼ改善します。
よければ参考にしてください↓
【RX100M3】一緒に買ってよかった!おすすめアクセサリー5選
Canon PowerShot G9 X Mark Ⅱ
こちらも人気の高級コンデジ。
カラーが2色(ブラック・シルバー)あるんですが、シルバーがめちゃくちゃオシャレです。
見た目重視でカメラを選ぶ人には嬉しい点ですね。
そしてこのカメラも広角側は28mm。
いい点は、カメラとスマホの接続が簡単なこと。
撮った写真をすぐにSNSにアップしたい人には便利な機能です。
Panasonic LUMIX TX1
パナソニックのコンデジです。
見た目はソニーのRX100に似ていてシンプルです。
(RX100と比べると少し大きい)
このカメラの特徴はなんといっても10倍ズーム。
広角側は25mm、望遠側は250mmまで寄れます。
欠点は、
・ファインダーが使いづらい
・レンズが暗め
です。
とにかく高倍率ズームのコンデジが欲しい人におすすめです。
FUJIFILM XF10
ブラック・シャンパンゴールドの2色展開で、とてもオシャレなカメラ。
そしてなんとこのカメラ、APS-Cサイズの大型センサーを搭載してます。
APS-Cというと、一般的な一眼レフと同じセンサーです。
他のカメラと違い、単焦点レンズなので28mmでしか撮影できません。
単焦点レンズも楽しいのですが、私は「旅行先で使う場合は少しのズームでもいいから欲しい」という感じなので、これは人によって好みが分かれるのではないでしょうか。
また、
・AF(オートフォーカス)の性能が微妙
・手ぶれ補正なし
という点も。
単焦点なので手ぶれ補正もあまり必要ないですが、サッと撮った写真がパソコンから見たら結構ブレていた、ということはよくあることなので、初心者の方は手ぶれ補正ありの方が安心かもしれません。
ワンランク上のコンデジ(6~8万円前後)
ここまで紹介してきた高級コンデジは価格が5万円前後でしたが、もう少し予算に余裕があると選択肢がぐっと広がります。
SONY Cyber-shot RX100M3
先ほど紹介した「RX100」の後継機です。
私が今使っているコンデジです。
【作例あり】今更ながらRX100M3を旅行用に買いました【レビュー】
これになると、
・広角側が24mm
・チルト式モニター搭載
になり、RX100で感じていた欠点がなくなります。
実際使っているとやはり広角24mmは必須に感じます。
なんならもっと広角が欲しくなります。28mmでは絶対物足りない。
Panasonic LUMIX LX9
少し高くなります。
LUMIX TX1と比べると、F値が1.4なのでかなり明るいレンズです。
さらに広角側が25mm→24mmと広いのですが、望遠側が250mm→72mmになってしまいます。
72mmではそんなに寄れないので、望遠性能を重視するのであれば他のカメラがいいです。
Canon PowerShot G7 X Mark Ⅱ
PowerShot G9 X Mark Ⅱと比較すると、ズーム域が
28-84mm→24-100mm
になります。
F値も1.8-2.8と、明るいです。
チルト式モニターにもなっているので、使い勝手が良くなりましたね。
ただし、コンデジの中では若干ではありますが大きめなので、ポケットに入れて出掛けたい人には少し不向きかもしれません。
店舗で実機を確認してみてください。
RICOH GRⅡ
こちらもかなり人気のコンデジです。
FUJIFILM XF10と同じくAPS-Cセンサーを搭載し、28mmの単焦点レンズです。
デザインはかっこいい、グリップ感も良く、エフェクトモードも種類豊富、「最強のスナップシューター」と言われているだけあって、街歩きには力を発揮します。
触ってみるとわかるんですが、操作もめちゃくちゃしやすいです。
・AFが少し遅い
・手ぶれ補正なし
あたりが欠点にはなってきます。
最新モデルはGRⅢです。手ぶれ補正あり。
番外編:防水機能搭載コンデジ
水中や雪山などのアウトドア、海外アクティビティでもバリバリ使えるタフなコンデジも少し紹介。
RICOH WG-6
・氷点下10度でも作動
・水深20mの防水(2時間まで)
・2000万画素
とかなり優秀。
F値は3.5-5.5と少し暗めではありますが、防水カメラなのでこんなものかなと。
Panasonic LUMIX FT7
こちらは水深31mの防水です。(1時間まで)
OLYMPUS TG-5
防水は水深15mですが、F値が2.0と比較的明るいレンズです。
耐結露、耐衝撃、耐低温、あらゆることを耐えてくれます。かっこいい。
写真は一生残る思い出
今回紹介したカメラの中には、発売されてから5~6年が経っている物もあります。
5~6年前のスマホで撮った写真は画質があまり良くないのに、コンデジは今でも圧倒的に綺麗なんです。
ということは、今最新モデルのコンデジを買えば、この先5年は現役で使えるということですね。
妥協したくない人は、思い切って最新モデルを買うのもありです。
型落ちモデルは安いですが、どうしても欠点が目立ってしまうので。
とはいえ、私は少し型落ちのカメラを「旅カメラ」として買いましたが、全然後悔してません。
むしろアイシテル。
【作例あり】今更ながらRX100M3を旅行用に買いました【レビュー】
思い切って買えない人はレンタルがおすすめ
- 今回の旅行でしか使わない
- 高くて買えない
- 1度使ってみて自分に合うか確認したい
このような人にはカメラレンタルがいいです。
趣味:カメラ
ってかっこいいですけど、お金もかかります。
全部揃えてみたけどあまりハマらなかったというパターンもあるので、慎重派の人は絶対こっち。
楽しいカメラライフを送りましょう\(^o^)/
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