【超望遠レンズは三脚選びも重要】150-600mmなどのバズーカレンズを支えることができる三脚はどれ?

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三脚にはお金をかけましょう。


カメラ機材の中でも選ぶのが難しく、価格も高い三脚。
今回はそんな三脚の選び方と、150-600mmの超望遠レンズにも使える三脚を紹介します。

三脚を選ぶときに参考にしたいこと

まず三脚を選ぶ際に重視したいことは、下記の項目。

  • 素材
  • パイプ径
  • 耐荷重
  • ロック方式
  • 段数


どれを重視するかは撮影スタイルによって異なってきますが、三脚は「安定したものほど重くなり、軽いものほど不安定」です。

なので残念ながら、

軽くて安くてコンパクトに収納できてどっしりと安定した三脚が欲しい・・・


というすべての願いを叶えてくれる三脚は存在しません。

それを踏まえた上で、600mmの超望遠レンズに最適な三脚を考えていきます。

三脚はカーボン素材が軽くて良いが、価格は高くなる

三脚の素材は「アルミ」と「カーボン」があります。


簡単に説明するとこんな感じ。

重さ価格
アルミ重い安い
カーボン軽い高い

アルミは安くて手が出しやすいですが、重いのがデメリットです。また、寒冷地で使用するととても冷たくなります。


600mmの超望遠はレンズだけでも結構な重さになるので、ここは迷わずカーボン素材を購入することをおすすめします。

耐荷重はカメラ+レンズの2倍以上欲しい

これも大事な要素ですが、耐荷重はメーカーによって目安が変わってきます。
なので、最低でもカメラとレンズをあわせた重さの2倍は欲しいところ。


150-600mmほどのバズーカレンズになると、カメラとあわせると3~4kgになるので、耐荷重7kg~といった感じです。

私が現在150-600mmに使用している三脚は耐荷重15kgです。


しかし耐荷重の数字が大きくなるにつれて、三脚も大きく重くなってしまいます。

カーボン素材の三脚を選んだとしても重さは1kg以上になるので、アルミだとさらに持ち運びが厳しくなります。

一番大事なのはパイプ径

耐荷重さえクリアしていれば大丈夫か、と言われるとそうではなく、最重要は「パイプ径」です。

パイプ径は、数字が大きくなるにつれて三脚もどっしりと安定したものになります。
(ただし重くなる)


初めて三脚を購入する場合はパイプ径28mmがおすすめですが、残念ながら150-600mmのバズーカレンズには少し貧弱です。


太いパイプ径の三脚を選んでおけば強風の中でもびくともしないので、パイプ径は32mm以上のものを選びましょう。

ロック方式は好みだが、おすすめはナットロック

ロック方式はいくつかありますが、「レバーロック」と「ナットロック」の選択肢が多いです。

左がレバーロック、右がナットロック
レバーロック
  • パッと見てロックできているか判断できる
ナットロック
  • コンパクトに収納できる


これはもう完全に好みです。

私は両方持っていますが、慣れればナットロックの方がセッティングが早く、かつコンパクトに収納できるので気に入っています。
(カメラリュックのサイドポケットに収納する場合、レバーロックだと引っかかって邪魔になる)

さらに、レバーロックは手を挟んでケガをする人もいるので注意です。


最近はナットロックが増えていますが、マンフロットがレバーロック三脚を多く出しているのでレバーファンはマンフロットがおすすめ。

段数は多いとコンパクトになるが、安定性は微妙

三脚には3段、4段、5段といった段数があります。

先端にいくほど三脚のパイプ径が細くなっていき、段数が増えるほど収納時にコンパクトになります。


なので、三脚の安定を取って3段を選ぶと持ち運びが不便になり、収納を重視して5段を選ぶとパイプ径が極細になるので不安定になる、という困った状況に。

三脚選び、なかなか難しいですね。


とにかくコンパクトに!という方には迷いなくトラベル三脚の5段や6段をおすすめしますが、バズーカレンズに使う場合は3段、4段にしておきましょう。

飛行機や電車を撮る場合、全伸長も重要

「全伸長」とは、三脚を伸ばせる最大の高さのことです。
必須ではないのですが、飛行機や電車などの「フェンスの向こうの被写体」を撮るときは結構重要になってきます。


ただし、高すぎると届かなくなって脚立を用意する必要があるので、撮影スタイルによって自分に合った高さのものを選んでください。

ちなみに、千里川土手のフェンスを越えるには170cm以上ないと厳しいです。


超望遠レンズにおすすめの三脚

三脚を出している有名なメーカーはいくつかあります。

  • SLIK(スリック)
  • Manfrotto(マンフロット)
  • VANGUARD(バンガード)
  • velbon(ベルボン)
  • HUSKY(ハスキー)
  • Leofoto(レオフォト)
  • SIRUI(シルイ)
  • GITZO(ジッツオ)

ほか


重要な項目を説明したところで、この中からおすすめ三脚を紹介していきます。

SLIK(スリック)カーボンマスター934 WOH

こちらは2020年4月10日にスリックから発売された三脚です。

  • カーボン
  • パイプ径32mm/4段
  • ナットロック
  • 耐荷重7kg
  • 全伸長179cm


三脚のみのモデルと、3ウェイ雲台付きのモデルがあります。
三脚の重さは2.2kg。


少し重くなりますが、全伸長が190cmになる3段も。

欲しい。



基本的に車移動なので重さはなんでもいい!という方はこちらがおすすめ。

全伸長199cmで、重さは3.3kgです。フェンス超えは任せてください。

Manfrotto(マンフロット)055 プロカーボンファイバー三脚3段

根強い人気のマンフロット055シリーズです。

  • カーボン
  • パイプ径29mm/3段
  • レバーロック
  • 耐荷重9kg
  • 全伸長170cm

重さは2kg。パイプ径は29mmですが、抜群の安定感で150-600mmを支えてくれます。


4段もあります。

どちらかというと、3段がおすすめ。

Velbon(ベルボン)Geo Carmagne N830

ベルボンのジオ・カルマーニュNシリーズの超大型三脚です。

  • カーボン
  • パイプ径36mm/3段
  • ナットロック
  • 耐荷重9kg
  • 全伸長200cm

とにかくデカいです。三脚だけで3kg超えなので、車移動の方はぜひ。

HUSKY(ハスキー)4段三脚 ヘッド一体型 #1004

「ハス4」と呼ばれている大型三脚です。

  • アルミ
  • パイプ径約32mm/4段
  • ナットロック
  • 耐荷重10kg
  • 全伸長246cm

本格的な大型三脚になるので、かなりデカく、かなり重いです。4.2kgあります。撮り鉄に人気。


なかなかAmazonなどには在庫がないので、銀一の商品ページを貼っておきます。
https://www.ginichi.com/shop/products/detail.php?product_id=3997


ヨドバシカメラにも置いてます。
https://www.yodobashi.com/product/100000001002591710/


この三脚はヘッド一体型なので、雲台は外せません。

Leofoto(レオフォト)LS-324C

比較的安価で丈夫なカーボン三脚といえばレオフォト。

  • カーボン
  • パイプ径32mm/4段
  • ナットロック
  • 耐荷重15kg
  • 全伸長165cm

現在私がメインで使っている三脚で、150-600mmのレンズもしっかり支えてくれています。


レオフォトの三脚は全体的に全伸長が低いのが難点ですが、低い分とても軽いです。しかも安い。

アイレベルの高さはクリアしていますが、千里川土手のフェンス超えはできません。


以前アイスランドにも持っていったのですが、アイスランドの強風にもびくともせず、安定したオーロラ撮影ができました。



それほど高さが必要ない人には一番おすすめできる三脚です。

こちらもあまりAmazonに在庫がないので、日本正規代理店のワイドトレードの商品ページを貼っておきます。
https://widetrade.jp/leofoto/ls-324c/

GITZO(ジッツオ)システマティック三脚5型4段ロング

三脚界の頂点に君臨していると言っても過言ではない、ジッツオの三脚です。

  • カーボン
  • パイプ径約41mm/4段
  • ナットロック
  • 耐荷重40kg
  • 全伸長156cm

ジッツオはトップクラスの品質を誇る有名な三脚なのですが、何しろ高い。


価格も品質もトップクラスなので、我こそはという方はぜひ。
他の安価な三脚を買っても結局最後はジッツオにたどり着くと言われているので、最初からジッツオにしておくのもありです。


Amazonは在庫切れの場合があるので、公式サイトの商品ページを貼っておきます。
https://www.gitzo.com/jp-ja/tripod-systematic-series-5-long-4-sections-gt5543ls/


高さがもっと欲しい方はこちら。

198cmまで伸びます。価格も伸びます。

三脚は一生モノになる

三脚選びとは難しいもので、「旅行に持っていきたい!」「飛行機撮影に使いたい!」といった別々の用途にぴったりマッチするものはなかなかありません。

コンパクトさを求めると安定性に欠け、安定性を求めると必然的に重くなってしまうからです。


なので、一番いい方法は「用途別にそれぞれ三脚を用意すること」になってしまいます。



しかし、

そんなもん予算的に無理!


という方が多いと思うので、おすすめの買い方は「この三脚を一生使う」という気持ちで、ケチらずに一番気に入った三脚を買うことです。


きっと一生の相棒になってくれます。


せっかく三脚を持って移動し、セッティングまでしたのに、三脚が貧弱だったために写真がブレてしまっては意味がないですからね。


こだわりのカメラを使っている方は、ぜひ三脚にもこだわってください。



全伸長が高い三脚ばかり紹介してしまったので、脚立のリンクも貼っておきます。

今回紹介した三脚まとめ


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