Osmo Actionがあればコンデジいらないのでは・・?とワクワクしながら海外旅行に持って行きました。
欲しい機材が発売延期したので、RentioでOsmo Actionをレンタルした
海外旅行出発前、発売が発表されたInsta360 ONE R。
(行き先はアイスランド)
これでアイスランドの景色を360度撮ってやるんだ!
と意気込んでいたんですが、残念なことに新型コロナウイルスの影響をもろに受け発売延期に。
(中国の会社が出しているカメラなので)
ギリギリまで待ったもののどうも間に合わないということで、Insta360 ONE Rの発売以前に気になっていたDJIのOsmo Actionをレンタルすることとなりました。
追記:その後、無事買えました。
→ 【実機レビュー】Insta360 ONE Rを購入したので開封します
初めてのRentio(レンティオ)
Rentioとは、家電やカメラをレンタルできちゃうサイトです。
このRentio、
- 不注意で壊しても負担は最大2,000円まで
- 保険料などのオプション料金は追加不要
という美味しいサポートに加え、指定した日に送料無料で家まで届けてくれます。
しかも、返却もめちゃくちゃ簡単なんです・・・(後ほど説明します)
今回はここRentioで、Osmo Actionをレンタルします。
レンタルにかかった金額など
指定した日の朝早くに到着しました。
開封すると、機材や説明書、返却用の着払い伝票が入っています。
ちなみに今回レンタルしたのは、
- Osmo Action本体
- 予備バッテリー
の2点です。
気になる金額はこちら。
基本料金(3泊4日)・・・4,980円
5日延長(500円/1日)・・・2,500円
合計7,480円
基本料金(3泊4日)・・・480円
5日延長(50円/1日)・・・250円
合計730円
上記2つをあわせて、8泊9日のレンタルで8,210円でした。(レンタル当時)
レンタル品の動作確認やマウントなど
こちらが届いた機材すべてです。
上の大きいポーチがOsmo Action本体、下の青ポーチが予備バッテリーです。
レンタル品とはいえ、めちゃくちゃ綺麗です。
ちなみに、気に入った場合は追加で諭吉を何人か渡せばこのまま購入することもできます。
出発前の動作確認は忘れずに。
記録用のSDカードは自分で用意します。
(持ってない人は一緒にレンタルできます)
カメラアームがセットになっているプランもあったのですが、長期間のレンタルだとAmazonなどで買ってしまった方が安かったため、今回は事前に用意しておきました。
定番の自撮り棒です。
GoProなどの他のアクションカメラにも使えるようです。
旅行中ずっと使用していましたが、めちゃくちゃ便利でした。
こちらは予備で購入したクリップ式のマウント。
・・・ですが、私が装着したかった場所では自分の顔もチラチラと見切れてしまうため、結局使うことはありませんでした。
カバンをずっと背負っておく必要があるのも使いにくい。
ネックマウントの方がよかったかも。
Rentioの返却方法はとても簡単
返却方法はとっても簡単。
- 届いた箱に商品を入れる
- 同梱されている伝票に自分の住所・名前を記入して箱に貼る
- 同梱されているシールを使って箱を閉じる
- コンビニのレジまで持っていく
以上です。
宛先などは最初から記入されており、箱を閉じる用のシールまで用意してくれています。
このままコンビニのレジから、送料無料で発送できます。
詳しくは箱の中に同梱されている説明書に記載されています。
実際にOsmo Actionを使ってみた感想
先に説明しておきますが、Osmo Actionで撮った動画は特にトラブルもなく、本体は気温0度前後の寒いアイスランドでもしっかり使えました。
(動作環境温度はマイナス10度~40度)
音声も良好、画質も良好です。
ただ、私自身初めてのアクションカメラなので、他のカメラで撮った動画と比較したりといったことができません。
なので今回は、
これがあればコンデジいらないんじゃない?
という期待を抱きながら持って行った感想になります。
それでは、Osmo Actionを持ってアイスランドに行くっ!!
microSDはスペックが大事
まずデータの記録に最重要なのがmicroSD。
スペックの低いmicroSDだと撮影途中に書き込みが追い付かず、強制終了してしまいます。
1080P/30fpsに設定を変更するとスムーズに撮影できました。
スペックが高い別のmicroSDを使用したときは、1080P/60fpsでも問題なし。
64GBのmicroSDを2~3枚で運用するのがおすすめです。
予備バッテリー、いらないかも・・・
Osmo ActionはUSB Type-Cのケーブルを使えばモバイルバッテリーから給電することも可能ですが、
手軽に撮影したいのに、モバイルバッテリーと繋がってるのはちょっと・・・
と思い、念のため予備バッテリーも一緒にレンタルしました。
ですが、今回はほとんど現地ツアーに参加したため、カメラを使わない長時間のバス移動中にモバイルバッテリーを使ってこまめに充電。
短時間で充電できるということもあり、旅行中に予備バッテリーを必要とする場面はありませんでした。
- ずっとカメラを回しっぱなしにする
- こまめな充電が面倒
という方以外は予備バッテリーはなくてもいいかも。
Osmo Actionは星やオーロラも撮れる
このOsmo Action、すごいことに最大120秒の長時間露光が可能です。
分かりやすく説明すると、通常のシャッターが
カシャッ
だとすると、長時間露光は
カッ・・・シャ・・
(この間120秒)
という感じ。
ゆっくりシャッターを切ることで、暗い場所でも明るく撮影することができます。
そして、そんなOsmo Actionで撮ったオーロラがこちら。
このとき、オーロラのレベルは低めでした。(などと言い訳をさせてください)
よく見ると星も写っていますね。よく見てください。
最大120秒!と言っておきながら、満月だったのでこれは15秒で撮っています。
その他の設定はF値2.8、ISO800です。
(こういった設定はその時の環境によって変わります)
軽い興味本位で撮ったものなので、いろいろ設定を変えつつ複数枚・・・という時間は取れませんでした。
メインカメラであるα7Ⅲでは複数枚撮っているので、お時間があるときにぜひ。
→ 満月のアイスランドでオーロラ観測。現地ツアーでオーロラを追いかけた夜
また、最大120秒で撮れるものの、120秒のシャッタースピードで撮ると星が流れてしまいます。
よって30秒前後で撮るのがおすすめです。
Osmo Actionは室内写真に便利
動画を撮るためのアクションカメラではありますが、Osmo Actionでは写真も撮れます。
特に室内などの狭い環境では大活躍。
賃貸物件の紹介写真みたい。
とはいえ、やはり単純に写真だけであればコンデジや一眼レフで撮った方が綺麗に撮れます。
結論:Osmo Actionは買わない
レンタル後、気に入れば買おうかなと思っていましたが、買いません。
大きな理由は3つ。
- 写真はコンデジでいいや
- 手が足りない
- やっぱり360度カメラがいい
私はメインカメラにα7Ⅲ、サブカメラにRX100M3というコンデジを持っているのですが、写真のクオリティだけでいえばやはりOsmo Actionに勝ち目はないんですよね。
さらに、メインとサブのカメラがあるのに動画用にOsmo Actionを持つと、明らかに手が足りない。
そして最大の理由は、やっぱり360度カメラが欲しいよね、です。
逆に、
- ダイビングやサーフィンをする
- カメラはスマホしか持っていない
といった方にはおすすめ。
Osmo Actionは防水なので水中でも使えるし(水深11mまで使用可)、スマホでは撮れないような写真も撮ることができます。
しかし私のような使い方だと、元々持っているiPhoneで動画を撮った方が早いし楽でした。残念。
Osmo Actionをレンタルで試せてよかった
最終的に「買わない」という結論になりましたが、一度レンタルで試せてよかったです。
試せてなかったら、ずっと欲しいな~と指をくわえて見ていたかも。
溢れる物欲をひとつずつ解消していくためにも、レンタルというのは私には必要なのかもしれません。
Rentioなら3泊4日のレンタルで4,980円~なので、ぜひ物欲解消に利用してみてください。
・満月のアイスランドでオーロラ観測。現地ツアーでオーロラを追いかけた夜
・【作例あり】旅行にもこれ1本で!タムロンの「17-28mm F/2.8 Di III RXD」使用レビュー
Comment