アイスランドにポケットWiFiとThreeのSIMカードを持って行ったらSIMカードが全然使い物にならなかった件

アイスランド
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アイスランド旅行に「ポケットWiFi」と「海外SIMカード」を持って行ったので、どちらが便利か比較してみました。


アイスランドへ行く前に、ポケットWiFiとSIMカードを用意する

ThreeのSIMカード

今回、ポケットWiFiは「グローバルWiFi」でレンタルし、SIMカードはAmazonで「Three」というプリペイドSIMカードを用意しました。



グローバルWiFiはこちら↓



SIMカードはこちら↓

グローバルWiFiとThree SIMの料金比較

まず、グローバルWiFiのプランは下記の通り。

  • 4G(高速)1.1GB/日×8日間
  • トランジットオプション
  • 安心補償パックMAX×8日間


通信量は無制限ではなく、1日1.1GBの超大容量プラン。


途中2ヶ国寄るので、+1,500円でトランジットオプションも追加しました。
(対象空港あり、日本では使えない)


安心補償パックは、WiFi端末の補償に加えて携行品(スマホやパスポート)の盗難時に最大10万円の補償をしてくれます。


以上のプランで、料金は11,911円。だいたい1日1,500円くらい。



対してThreeのSIMカードですが、今回購入したのは3GBのタイプ。Amazonで購入しました。


こちらはSIMフリーのスマホでしか使えないので、SIMロックがかかっているスマホ端末の方は注意。


購入当時の金額は1,800円でした。


3GBと使える通信量は少ないですが、海外は日本と比べてFreeWiFiが充実しているので、なんとかなるだろうという考えです。

データ通信量料金
グローバルWiFi1日1.1GB×8日11,911円
Three SIM3GB1,800円


なお、海外でのスマホ使用用途は主に

・LINE
・Twitter
・GoogleMap
・ポケモンGO
・safariでWeb閲覧

です。通話はLINEで済ませます。

使う端末はSIMフリーのiPhone7です。

グローバルWiFiは国内宅配受け取り可能

グローバルWiFiは空港でも受け取れますが、日にちを指定して事前に宅配で受け取ることができます。

グローバルWiFiは自宅で受け取れる

ポーチの中にすべて入っています。
空港で返却する場合、このポーチごとカウンターに返します。

このポーチごと旅行に持って行く

ポーチの中身はこんな感じ。

グローバルWiFiのレンタル品すべて

変換プラグや、USBポートがついたACアダプターも一緒に入っています。

グローバルWiFiの唯一嫌な点は、端末がデカすぎること。

この端末、260gあります。
めちゃくちゃ大きいし、重い。


持ち運びを考えると、圧倒的にSIMカードの方がラクで便利です。

グローバルWiFiとThree SIMを実際に使ってみる

SIMカードは機内で入れ替えてます

最初に使用したのはトランジット先のシンガポール。
時間的に乗り継ぎの移動だけで終わってしまいました。


バタバタしたのでグローバルWiFiを繋げる時間がなく、ThreeのSIMカードを軽く使用したのみ。

Three SIM@シンガポール

LINEは送信・受信共に問題なく使え、シンガポール航空からの連絡もしっかり届いていました。
(回線はStarHub)

ドイツでは安定のグローバルWiFi、Three SIMは不安定

次のトランジット先であるドイツのフランクフルト空港では、ポケモンGOをしながら過ごしました。


・・・が、Three SIMは不安定。

LINEは送受信共にできましたが、ポケモンGOはほとんど繋がりません。(回線はVodafone)

Three SIM@ドイツ

ポケモンGOの画面で「GPSの信号をさがしています」と表示される原因は、電波が不安定であるときです。
日本でも、地下やトンネルに入ったときなどに表示されることがあります。


たまにサクサク動くこともありましたが、頻繁に電波が途切れるのでグローバルWiFiに接続しました。

グローバルWiFi@ドイツ

こちらは安定して使えました。


なにが原因かはわかりませんが、以前別のSIMカードをドイツで使用したときは問題なく使えていたので残念です。
当時使っていたSIMはこちら。

アイスランドではThree SIMが繋がらない

目的地のアイスランドに着いてからは、Three SIMではLINEすら送信できなくなりました。
受信は文字だけであればなんとか可能。


ポケモンGOは繋がらず。(回線はNOVA)

Three SIM@アイスランド

左上に出ているぐるぐるマークは、頑張ってデータを読み込んでいるときに表示されます。
しかし読み込めていないので、右下のニアバイ枠にはなにも表示されていません。


キャラクターは実際に動いた通りに、画面内でも動いてくれています。

空港を出てからしばらく待ちましたが、一向に繋がらないので、ここからはグローバルWiFiへ切り替え。

グローバルWiFi@アイスランド

左上のぐるぐるマークは消え、右下にポケモンが表示されました。


グローバルWiFiはアイスランド滞在中、一度も接続が不安定になることはありませんでした。
街中や大自然の中、そしてその道中、とても快適に使えました。


一方Three SIMはたまに繋がったりしましたが、

Three SIM@アイスランド

かなり貧弱な電波で、とても使えるレベルではありませんでした。


よって、比較するどころかThree SIMは脱落。
グローバルWiFiの不戦勝のような結果に終わったのでした・・・

グローバルWiFiの返却は2秒で終わる

使用後の返却ですが、届いたときのポーチにすべて入れ、空港のカウンターに返すだけです。

関空のグローバルWiFi返却カウンター(左)

一応有人カウンターもありますが、横に設置してある返却BOXに入れることもできます。
特になにか確認されることもないので、どちらに返却しても一瞬で終わります。


帰国後の疲れている状態で簡単に返却できるのはかなり助かりますね。


関空第1ターミナルを利用の場合、到着口を出てすぐにWiFiカウンターがあります。

アイスランドのSIMは「Siminn」がおすすめ

ケプラヴィーク空港

使ったことはありませんが、どうやら「Siminn」というSIMカードがおすすめのようです。
空港やガソリンスタンドなどで購入できます。

SIMカードは空港で現地調達した方が確実かもしれません。



今回は、「完全に繋がらなかった」というよりも「読み込みが遅すぎて使い物にならない」といった感じでした。


トランジット先では、不安定ながらもなんとか使えていただけに残念です。
(LINEやWeb閲覧は普通にできるレベル。ただしポケモンGOは厳しい)


以前のヨーロッパ旅行では「2Fly」というSIMカードを利用しましたが、グローバルWiFiよりもサクサク繋がって快適でした。
【2Fly】プラハ旅行で便利なのはどっち?レンタルWiFiとsimカードを実際に使って比較してみた【チェコ】


もしまたアイスランドに行く機会があれば、「2Fly」か「Siminn」を利用します。

複数国経由するならグローバルWiFiもおすすめ

アイスランドのSIMカード「Siminn」は、アイスランドに行かなければ手に入りません。
そのため目的地までの経由地でもネットを利用する場合は、グローバルWiFiがおすすめ。


荷物になるし料金も高いですが、安定した電波を提供してくれます。


また、イモトのWiFiも有名ですが、こちらはグローバルWiFiのようなトランジットオプションがありません。

アジア周遊・ヨーロッパ周遊といった周遊プランでの申し込みになるので、私はいつもわかりやすいプランのグローバルWiFiを利用しています。
(料金はほぼ同じ)


ちなみに、今回8日間で使用したデータ通信量は全部で6.2GBで、1.1GBを超えている日が2日ありました。
(契約したのは1日1.1GBのプラン)


これは帰国してから気付いたので、超えていることにも気付かないほど快適だったということになります。


SIMカードと比べると料金は高いですが、常に安定した通信速度だったので概ね満足です。

  • 海外のFreeWiFiに繋ぐのは怖い
  • SIMロックとかなんかよくわからん

という方は、グローバルWiFiやイモトのWiFiでレンタルするのがおすすめです。

グローバルWiFi↓



  • 極限まで荷物を減らしたい
  • もしSIMカードが使えなくても生き残れる

という方は、SIMカードがおすすめ。


旅行スタイルに合わせて選んでみてください。

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