海外旅行では「スーツケース派」と「バックパック派」に意見が分かれることが多いのですが、私は圧倒的にバックパックをおすすめします。
正直、メリットだらけです。
【大容量なのにオシャレなリュック】カリマーのトリビュート40を買ったら海外旅行が快適になった【レビュー】
バックパックだと飛行機の利用がラク
これはどこに行っても共通してるので、1番のメリットかもしれません。
具体的に解説していきます。
ロストバゲージの心配がない
空港カウンターで預けたはずの荷物が、現地に到着したら消えているという恐怖の現象を「ロストバゲージ」といいます。
原因は様々ですが、荷物を預けている以上誰にでも起こり得る悲劇です。
ロストバゲージすると、慣れない海外で「荷物がなくなった」ということを英語で説明しなければならないし、そのまま返ってこない可能性もあります。
バックパックなら機内に持ち込めるので、ロストバゲージの心配はありません。
ターンテーブルで荷物を待つ時間が不要
飛行機が現地に到着すると、
降りる→ターンテーブルで荷物回収→入国審査
という手順になるのですが、ターンテーブルでの待ち時間は結構無駄です。
荷物をピックアップした人から順に入国審査に並ぶので、荷物が流れてくるのが遅かった場合めちゃくちゃ待ちます。
バックパックなら荷物回収が不要なので、荷物を待っている人よりも先に入国審査のゲートを通過できます。
トランジット先のホテルも快適
最初に空港カウンターで預けた荷物は、基本的に最終目的地でピックアップします。
トランジット先で1晩過ごすようなフライトの場合、下着や化粧水などの日用品をスーツケースから出して預けないと、ホテルで過ごすときに大変です。
預ける前にトランジット先で必要な物を出す作業も面倒ですが、空港でスーツケースを全開して荷物整理するのもかなり恥ずかしいです。
バックパックならすべての荷物を持ったままなので、いちいちトランジット用のお泊まりセットを引っ張り出す作業が不要になります。
バックパックだと街歩きがラク
空港から出るとほとんどの人がホテルに向かうと思いますが、ホテルまでの道のりがとてもラクです。
両手が空く
スーツケースだと常にハンドルに片手が奪われるので、写真を撮ったり地図を見たりするのも一苦労です。
また、立ち止まって写真を撮るときも、手を離したスーツケースを気にしておく必要があります。
バックパックなら常に両手が自由なので、そういったストレスは皆無です。
たくさん写真も撮れます。
どんな道でも進める
国にもよりますが、スーツケースを気軽に引っ張れるような舗装された道がない場合があります。
雪道や泥道をゴロゴロ引っ張ることもあるかと思います。
さらにヨーロッパの石畳なんかはオシャレでいいんですが、スーツケースを持った旅行者にはかなりハード。
ガタガタとした振動が腕に伝わってくるので、数分で疲れます。
それだけなら我慢すればいいですが、最悪の場合スーツケースのタイヤがぶっ壊れます。
また、海外のエレベーターやエスカレーターは動いていないことが多く、強制的に階段を使わされることがあります。
バックパックならどんな道でも突き進めますし、動いているエレベーターを探す必要もありません。
ホテルチェックアウト後の観光もできる
ホテルのチェックアウトが12:00
フライト時間が23:00
のようなとき、荷物や観光はどうしてますか?
チェックアウト後、ホテルに荷物を預けて観光に出掛ける人が多いのではないでしょうか。
しかしこれだと、観光が終わってから再度ホテルに戻る必要があります。
(国によってはチップが必要になることも)
バックパックならホテルに預けなくても背負ったまま観光に行けるので、観光後に直接空港に向かうことができ、時間の節約になります。
バックパックは海外旅行以外にも使える
スーツケースは短期旅行用、長期旅行用など大きさに合わせて使い分けると思いますが、旅行以外の用途で使うことはありますか?
毎週・毎月旅行に行くような人は頻繁に使うのでいいですが、年に2・3回しか旅行しない人は1年365日のうち、360日ほどは家で放置です。
しかしバックパックは、ハイキングや日帰り旅行、少し遠出するときなんかにも使えます。
高価なスーツケースは平気で10万円を超えますが、バックパックは3万円ほどで高価で良質な物が買えるのもポイントです。
迷ってるならバックパック
それぞれ、向いている人をまとめました。
- 公共交通機関などを使ってとにかく移動する
- 写真をよく撮る
- 時間を有効的に使いたい
- 弾丸旅行が好き
- とにかく重い荷物を持ちたくない
- 移動はタクシー
- 日本で使ってる身の回りの物をすべて持って行きたい
以上です。
ちなみに、私が使っているバックパックはこちら
使った感想も記事に書いてます↓
【大容量なのにオシャレなリュック】カリマーのトリビュート40を買ったら海外旅行が快適になった【レビュー】
アウトドアブランドのバックパックですが、見た目が登山っぽくないので普段使いもできます。
容量は40L。
普段持って行っている物などは、こちらの記事に詳しく書いています。
→ 【パッキング】ガサツ女の海外旅行、リュックの中身&軽量化のコツを紹介
年に数回しか旅行しない人は、スーツケースをレンタルするのもアリです。
レンタルであれば、使わない間ずっと家に置いておくスペースも不要ですし、買うと高い「ちょっといいスーツケース」を持つこともできます。
なにかあったとき、猛ダッシュもできちゃいます。そう、バックパックならね。
Comment